X線の読み方〜60歳代男性。発熱、血痰〜

メディクイズ
概要

特発性肺線維症(IPF)経過中に血痰を認めた60歳代男性
症例:60歳代男性、特発性肺線維症(IPF)、2ヵ月前から37℃台の微熱、血痰、非喫煙

胸部単純X線画像で中下肺野優位に末梢に網状のすりガラス陰影を認めました。左横隔膜が軽度挙上しており、容積減少が疑われます。
IPFで発熱を認めた場合には、急性増悪の鑑別が重要。この症例では血痰が出ていることもポイントです。CT像は肺側、胸膜下優位に嚢胞陰影、その周囲にすりガラス陰影を認め、炎症が示唆されます。果たして、IPFの急性増悪なのでしょうか?
♦初診時の検査値 体温:37.8℃、サチュレーション96% 両側肺エリアにIPF特有のファイン・クラックルを認める。 白血球:10,800/μL、CRP:1.4mg/dL、血沈54mm/h、クレアチニン:1.0mg/dL(軽度腎機能障害)、尿潜血:2+

出題・解説:小倉髙志(神奈川県立循環器・呼吸器病センター呼吸器内科)


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【日経メディカル(デジタル版)メディクイズ問題ページ】
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/doctors/series/quiz_digital/201802/554927.html

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