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[4/5話] 慢性腰痛に隠されたRed Flag ~57歳男性、腰痛~

181221_ER総合内科合同カンファレンス
概要

症例:57歳男性、主訴:腰痛 part4

10年前から慢性腰痛で脊柱管狭窄症と診断され、5年前からフェントステープ、オキシコドンなどの鎮痛薬が処方されていた男性です。
2年前にはMRIも受け、診断はやはり脊柱管狭窄症でした。ところが、4日前から腰痛が増悪、体動困難で薬も飲めず、救急搬送されてきました。

腰痛の正体はがんの多発骨転移と多発リンパ節転移だったことが判明したこの症例について、Part4ではじっくり考察していきます。骨転移の画像診断の感度は、MRI=PET>骨シンチ>CT>X線、となります。

今回の患者は、第4の骨転移型として注目される骨梁間型骨転移例でした。この場合、既存の骨梁に変化がないまま骨梁間に腫瘍が浸潤し、X線、CT、骨シンチではなんと判別できません。必ずMRIを撮影し、T1強調画像で椎間板と椎体を比較してみましょう。椎体が椎間板より黒く写っていれば、それは異常影です。